Making it connect(接続を確立させる):Platform Equinix上でNetwork Edgeを活用したCisco vManage

SD-WANにおける集中管理の加速と最適化

John Joyal
Jason Lee

世界中の企業は、自社のビジネスのために検討中のテクノロジーソリューションに関してはるかに多くの情報を入手しています。これら企業は、選択肢と影響を与える重要度の両方を検討しています。社内で調査を行う企業もあれば、信頼できるアドバイザーを探す企業もあります。ここでのアドバイザーとは、多くの考慮すべき内容に対してガイダンスを提供できるパートナーです。

多くの企業にとって、現在SD-WANは最も検討すべきソリューションの1つです。クラウドへのアプリケーションの移行も、データセンターからエッジへのアクセスへとシフトし、ネットワークの展開や管理の方法が変化しています。例えば、本社やリモート拠点の従業員による企業ネットワークへのアクセスをどのように管理すればよいですか? または、パートナー企業や顧客からの適切なアクセスはどのように保証できますか? これらの質問に対する解決策として、企業はトランスポートを介して、誰にでもあらゆるアプリケーションをどこからでもアクセスを可能にしなくてはなりません。

幸いにもCisco SD-WANは、これらの可能性に対応する安全なクラウドスケールのソリューションであり、エンドツーエンドのSD-WANのインフラの可視性と制御を確実に実現するvManageと呼ばれるSD-WANコントローラーも提供しています。エクイニクスのNetwork Edgeサービスと連動して、企業は、Platform Equinix® 上のグローバルなSD-WAN管理の最適化を推進し、加速することが可能になります。

現在、多くの企業にとってSD-WANはアプリケーションを移行する際に検討すべきトップソリューションの1つです。

ハイブリッドとマルチクラウド環境全域でSD-WANを展開

以前のブログ、Best Practices for Deploying Cisco SD-WAN for Hybrid and Multicloud Access(ハイブリッドとマルチクラウド接続におけるCisco SD-WANの展開ベストプラクティス)では、Platform Equinix上のNetwork Edgeサービスを介するCisco SD-WAN 、そしてコロケーションのためのCisco SD-WANクラウドのOnRampを介して導入するメリットを説明しています。また、このブログにおいては、SD-WANが提供する様々な機能、ダイナミックなソフトウエア定義のWAN管理をサポートするためのベストプラクティスに焦点をあてます。

Platform Equinix上でNetwork Edgeを活用したCisco SD-WANの展開

エクイニクスとシスコの戦略的パートナーシップについての詳細情報は、エクイニクスの シスコパートナー ページをご覧ください。

企業は、Network Edgeサービスと Equinix Cloud Exchange Fabric™(ECX Fabric™)を介してPlatform Equinix上のCisco SD-WAN機能やを迅速に展開することで、グローバルで複数のネットワークやクラウドサービスに対して、複数のインターコネクション(相互接続)を活用できます。Network Edge上のCisco SD-WANにより、シスコのvManageコンソールとソリューションを緊密結合することで、エクイニクスのグローバルプラットフォーム上のインターコネクション(相互接続)ノードの仮想機能をシームレスで継続的に管理できます。Network 上のCisco SD-WANのノードが、企業のSD-WANネットワーク上で別のノードとなり、ネットワーク全域ですでに適用されているポリシーとの一貫性を維持します。

さらに、ECX FabricとNetwork Edgeの事前統合によって、企業はパブリックインターネットをバイパスでき、企業の支社とパブリッククラウド間で安全かつ直接のプライベートなインターコネクション(相互接続)を構築することができます。セキュリティレベルの強化に加え、低レイテンシのプライベート仮想接続が必要な帯域幅をダイナミックに追加可能になることで、データのスループットと拡張性が向上させます。すでにシスコのvManageダッシュボード利用して自社の物理的SD-WAN機器を管理している企業は、Platform Equinix上で展開されている仮想SD-WAN機能を管理するためにこれらの機器を継続して利用できます。

企業は、Nework EdgeサービスとEquinix Cloud Exchange Fabric™を介して、Platform Equinix上にCisco SD-WAN機能を迅速に導入できます。

広域に分散するハイブリッドとマルチクラウド環境全域でSD-WAN機能を展開する際に、効率的な管理は特に重要です。SD-WANは以下のような重要な機能を提供しています。

  • クラウドとネットワークサービスプロバイダに加え、支社やデータセンターを網羅するWAN通信の最適化
  • 全ての回線間のアプリケーションの負荷を分散するためのポリシーを確立・管理
  • ビジネス要件ごとにデータトラフィックを分離するネットワークを確立し、クリティカルなワークフローの安定した運用を保証
  • アプリケーションのルーティングを最適化し、ミッションクリティカルなアプリケーションを高速のトランスポート回路に割り当て
  • 帯域予測と分岐拡張の分析を使用したリアルタイムのWANネットワーク分析を活用し、アプリケーションのパフォーマンスを最適化するためにアプリケーションのQoS分類とポリシー変更を推奨

これらのSD-WAN機能は、リモートオフィスのネットワーク接続のためのWANインフラ、ポリシー、通信の包括的な管理を簡素化します。

Cisco vManage: 最適なSD-WAN管理

分散するハイブリッドとマルチクラウドの環境の広域にわたり展開しているSD-WANの監視と保守が複雑なことに加え、企業はコンポーネントを効率的に対応させる必要があります。ネットワーク管理者は、広範囲のネットワークリソースの管理と透明性を最大化するツールを求めています。

シスコは、広く採用されている成熟したクラウドベースの管理インターフェイスであるvManageを使用してこのニーズに対応しています。Cisco vManageによって、管理者はSD-WANの全要素(プロビジョニング、監視、アップグレードを含む)を一元的に管理およびオーケストレーションできるだけでなく、アプリケーションの可視化と診断も可能になります。 重要な機能には、以下が含まれます。

  • ネットワークに最初に展開する際に、全要素の認証と承認を実行する
  • コンポーネント間の接続についての情報を提供する
  • 一元化されたポリシーエンジンを使用して、SD-WANブランチ間でポリシーと接続(ルーティング情報、アクセス制御、セグメンテーション、エクストラネット、サービスチェーン)を実装する
  • ロケーションにかかわらず(オンプレミス、コロケーションセンター、ハイブリッド、または、マルチクラウド環境など)、SD-WANのリソース管理のポリシー構成を提供する
  • ネットワークやアプリケーション問題の可視化機能を提供する
  • ネットワーク、または、アプリケーションのパフォーマンスを可視化する

単一の一元化されたアプローチにより、vManage はSD-WANのリソースのロケーションにかかわらず、SD-WANの管理を簡素化します。企業やマネージドサービスプロバイダーは、ECX Fabricのカスタマーポータルでいくつかのステップを完了することで、Platform Equinix上のNetwork EdgeサービスとECX Fabric Network Edge を活用してCisco SD-WANを数ステップで展開することが可能になります。

ネットワーク管理者は、幅広いネットワークリソースに対して最大限の制御と可視性を提供するツールを求めています。シスコは、成熟した広く採用されているクラウドベースの管理インターフェイスであるvManageを使用して、このニーズに対応します。
  • ECX Fabric カスタマーポータルの仮想ネットワーク機能の一覧から、Cisco SD-WANを選択します。
  • Cisco SD-WANを展開するエクイニクスのロケーションを選択します。
  • ポータルまたはECX Fabric APIからの基本設定を用いてCisco SD-WANを設定します。
  • Cisco SD-WAN機器やvManage間の管理プレーンを構築します。
  • ECX Fabricを介して、その他のサービス、クラウド、SaaSサービスへの接続を構築するか、または、Cisco SD-WANにダイレクトにアクセスして、追加の設定を適用します。

Platform Equinixが、単一の一元化されたソースを提供し、様々な仮想ネットワーク機能の展開を簡素化するのと同様に、Cisco vManageはSD-WANを効率的に管理する同様の一元化された手段を提供します。

 

エクイニクスとシスコがSD-WAN管理のベストプラクティスを実現

エクイニクスとシスコの協力によって、企業は、広範囲に分散したハイブリッドおよびマルチクラウド環境をサポートするネットワークリソースを迅速に導入および管理できるようになります。社内のネットワークセキュリティとパフォーマンスを一元管理しながら、Platform Equinix上のCisco SD-WANによって、企業とマネージサービスプロバイダはSD-WANの接続をグローバルに迅速に展開できます。

Cisco vManageは、SD-WANのリソースのオーケストレーションと管理を簡素化し、企業のネットワークオペレーションを集中監視するためのツールを提供します。Platform Equinix上のNetwork EdgeサービスとECX Fabricを活用して展開しているCisco SD-WANを利用することによって、企業は、いつでもどのようなロケーション(接続元)でもあらゆるユーザーがトランスポートを介して、クラウドアプリケーションにアクセスできるようになり、最高のユーザーエクスペリエンスを実現できます。サービスの利用開始に必要な情報は、Network Edgeサービスデータシート をご覧ください。

CRN’s 2019 Product of the YearであるCisco SD-WANがどのようにPlatform Equinix上で実装されているか管理方法を学びたい場合、the #CiscoChat Live – Deployment Options for SD-WAN Hybrid and Multicloud Access(SD-WANハイブリッドとマルチクラウド接続のオプション展開)の視聴をお勧めします。

14日間の無償トライアル

エクイニクスは、Network Edgeサービスの14日間の無償トライアルを提供しています。お申し込み方法は、Network Edge無償トライアル のページにアクセスして下さい。

こちらも併せてご覧ください。

Platform Equinixが、単一の一元化されたソースを提供し、様々な仮想ネットワーク機能の展開を簡素化するのと同様に、Cisco vManageはSD-WANを効率的に管理する同様の一元化された手段を提供します。
John Joyal
John Joyal Product and Solutions Marketing Manager, Cisco
Jason Lee
Jason Lee Global Solutions Architect