エクイニクスとGIC、アジアパシフィックにおけるハイパースケール合弁事業を開始

Jeremy Deutsch

エクイニクスは本日、GICとの2番目の合弁事業として日本でハイパースケールデータセンターを開設および運用することを発表しました。エクイニクスとGICは昨年、xScale™ハイパースケールデータセンター共同事業をヨーロッパで開始しましたが、アジアパシフィック地域にも展開できることを喜ばしく思います。

今回の大規模データセンター施設の開設は、世界最大規模のクラウドサービスプロバイダーを含むハイパースケール企業の成長を支えるものです。エクイニクスは長年、これらのお客様が持つインターコネクションとエッジへのニーズをInternational Business Exchange™(IBX®)を通して緊密な連携を通じてサポートしてきました。エエクイニクスは世界最大のクラウドへのアクセスの提供者です。エクイニクスが事業展開している市場内における大手クラウドサービスプロバイダーへの上りアクセスの40%以上は、エクイニクス経由です。2019年には新たに15のクラウドのオンランプが加わりました。ハイパースケール企業の勢いは持続しており、当社の2019年第4四半期収益報告書では従来型のリテール事業で5億USドル以上の売上が生み出されています。これらのクラウド企業はプラットフォームの発展に伴い、一部の市場でより大規模な展開を求めており、当社はこれを踏まえて今回2番目のハイパースケール事業を立ち上げました。

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エクイニクスが事業展開している市場内における大手クラウドサービスプロバイダーへの上りアクセスの40%以上は、エクイニクス経由です。

世界第3位の経済規模を誇り、世界最大規模の電気機器産業を有する日本は、デジタル経済の加速を先導するリーダーとして、アジアパシフィック地域でチャンスを掴もうとしている企業に活躍の場所を提供しています。

IDCによると、2019年、日本のパブリッククラウド市場の規模は8780億円で、前年から23%増加しました。同社は、2024年には市場規模が2兆1000億円に達し、2019年から2024年にかけての年平均成長率(CAGR)は19%になると予測しています。また、ワークロードの分散と事業の拡大を求める企業の動きにより、パブリッククラウドプロバイダー数とサービス数は今後も増加することが予想されます。[i]

このようなアジアパシフィック地域でのハイパースケールクラウド拡大への備えとして、エクイニクスはGICと連携し、日本で3か所のxScaleハイパースケールデータセンターを開設および運用するため、10億USドルを超える合弁事業を立ち上げます。ヨーロッパでのxScaleデータセンターに関するエクイニクスとGICの完了済み共同事業と同様に、xScaleデータセンターの資本持ち分比率はGICが80%、エクイニクスが20%となります。合弁契約は、法令等に基づく承認およびその他のクロージング条件の充足を条件として、2020年下半期に完了する見通しです。

東京に2か所、大阪に1か所開設されるxScaleデータセンターは、ハイパースケール企業に特有のワークロードに対応します。これらの3か所のデータセンターは完成後、138メガワット(MW)の電力量を東京および大阪の市場に供給する予定です。

ハイパースケールCSPのリーチと機会を拡大

アジアパシフィック地域のクラウド市場に対するエクイニクスとGICによる今回の大規模投資は、当地域全域でハイパースケールCSPの拡大が加速しており、あらゆる業界でクラウドによるデジタルトランスフォーメーションが推進されていることを裏付けるものです。2019年、エクイニクスはアジアパシフィック地域で著しい躍進を遂げ、特に当地域でのオンラインゲーミング、出版、Eコマースセクターの売上が増加しました。これらの業種は、ハイパースケールクラウドプラットフォームによって継続的に推進されている市場です。日本各地へのエクイニクスxScaleサービスの拡大により、ローカル企業およびグローバル企業は、ハイパースケールCSPの展開とともに拡大するサービスにさらに簡単にアクセスすることができ、さまざまなアプリケーション要件に最もふさわしいCSPを利用することができます。

ハイパースケールCSPが、これらの企業顧客にサービスを提供する際のコアワークロード展開に関する技術要件および運用要件を満たすには、日本のxScaleデータセンターの可用性が極めて重要になります。ハイパースケールCSPは、世界55の都市圏で210以上のEquinix International Business Exchange™(IBX®)にまたがるPlatform Equinix上で、10,000社近い企業および戦略的ビジネスパートナーからなるグローバル相互接続エコシステムにアクセスできます。これらのハイパースケールCSPのうち、Alibaba Cloud、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Oracle Cloud、Google Cloudなどの多くの企業がすでに、東京および大阪のエクイニクスIBXデータセンターに形成された豊富なクラウドエコシステムに含まれています。これらのデータセンターはまた、日本全国で985以上の企業をホストしています。

日本のPlatform Equinixにはあらゆる業種の企業からなる活気に満ちたエコシステムがあり、300以上の企業、135以上のコンテンツおよびデジタルメディアプロバイダー、100以上の金融サービス企業が含まれています。今回のxScale施設は日本にあるエクイニクスIBXデータセンターと相互接続されるので、ハイパースケールCSPは既存顧客にも潜在顧客にもすぐにアクセスできます。

[i]IDC Japan Public Cloud Service Market Sales Forecast, 2019-2024

$1 Billion

エクイニクスはGICと連携し、日本で3か所のxScaleハイパースケールデータセンターを開設および運用するため、10億USドルを超える合弁事業を立ち上げます。

事業継続性、災害耐性、コンプライアンスの確保

デジタルトランスフォーメーションを進める企業の要件を満たすために事業のレジリエンシーとサービス提供の継続性がますます重要になる中で、東京と大阪に開設される3か所のxScaleデータセンターは、日本国内での地理的冗長性を提供することで、事業継続性と災害耐性へのニーズに対応します。企業アプリケーション、オンプレミスデータストア、クラウドベースのデータストアをつなぐプライベートインターコネクションにより、企業は特定の国にデータを保持したまま、セキュアな方法で直接データを交換できるようになります。このため、日本の企業は、データが物理的に自社内に保管されているか、クラウドに仮想保管されているかに関係なく、データ保護とプライバシーに関する国内規制を遵守できます。

将来を見越したハイパースケールクラウドインフラストラクチャー

東京オリンピックの開催と国内での5Gサービス展開に向かう日本では、人工知能やIoTアプリケーションなどの先進技術をサポートするためのクラウド導入とデジタルトランスフォーメーションが増加しています。

クラウド導入を利用したデジタルトランスフォーメーションは、グローバル経済を前進させるための触媒として非常に重要です。エクイニクスとGICによるヨーロッパと日本のxScale施設などのハイパースケールデータセンターは、当社のお客様である企業およびサービスプロバイダーが、アジアパシフィック地域だけでなく世界中でデジタル面での目標を達成するために不可欠な存在です。

Platform Equinixを利用したデジタルトランスフォーメーションの推進について、詳しくはGlobal Interconnection Index Volume 3をご確認ください。

 

 

[i] IDC, “Japan Public Cloud Service Market Sales Forecast, 2019-2024.”

東京と大阪に開設される3か所のxScaleデータセンターは、日本国内での地理的冗長性を提供することで、事業継続性と災害耐性へのニーズに対応します。