エクイニクスは、10年以上にわたってトロントでカナダの市場にサービスを提供してきました。まるでトロント出身のアーティストのDrake(ドレイク)のツアーのように、様々な都市への進出をとても楽しみにしてきました。(取り巻きのフアンはいませんが)
今回、エクイニクスのカナダでの事業領域の拡大を報告できることを喜ばしく思っています。本日、カナダの8都市の市場をまたぐ13のデータセンターのポートフォリオ買収のためのBCE Inc.(「Bell」)との最終契約を締結しました。13のデータセンターには、25のBellのデータセンター関連施設が含まれています。[1]
前述のデータセンターの追加は、データセンター施設でビジネスを行う600社以上の顧客と組合わせることで、カナダ国内およびカナダとその他の国々との間でのインターコネクションのキャパシティの拡大につながります。
カナダの市場での拡大は、デジタルトランスフォーメーションへの明確かつ迅速な移行への道筋となります。そしてデジタルトランスフォーメーションを実践する様々な企業は、新規市場での事業の拡大、財務実績の改善、そしてより大きな価値の提供が可能になります。一方で、デジタルトランスフォーメーションに無縁な企業は取り残される危険があります。
トロントのエクイニクスTR2データセンター
私たちが喜んでサービスを提供する、カナダを拠点とした600社以上の顧客は、テクノロジー関連企業、政府、金融サービス、およびその他の企業など多数の成長分野にまで拡大しています。実際、これら顧客の13社は、トロント証券取引所のトップ30企業(TSX30)に上場しています。買収後に600社以上の企業は、約10,000社の顧客から成るエクイニクスのグローバルネットワークにアクセスできます。既存のエクイニクスの顧客に対しても、より多くのエコシステムのパートナーへアクセスでき、カナダ全域でPlatform Equinix® サービスが利用できるようになります。
O Canada(カナダ国家) カナダの発展
カナダでエクイニクスが拡大する理由を理解するには、カナダの国としての成長をまず見ていきましょう。カナダはアメリカ大陸で第3位の経済大国です。また、世界第10位の経済規模を誇り、世界の上位10ヵ国のうち、国内総生産 (GDP) 比では世界第2位です。[2]
世界のコロケーションおよびインターコネクション(相互接続)サービス2019 - 2020ベンダー評価
「世界のコロケーションおよびインターコネクション(相互接続)サービス2019 - 2020ベンダー評価」をダウンロードして下さい。
すぐにIDC MarketScapeのレポートを入手する!
これらのデータセンターとデータセンター施設でビジネスを行う600社以上の顧客を合わせると、カナダ国内およびカナダと世界のその他の国との間でのインターコネクション(相互接続)のキャパシティが拡大します。Jon Lin, President, Americas, Equinix
パートナーシップによる強化
本日、我々は、カナダで最大の通信事業社であるBell社との戦略的パートナーシップの計画を発表しました。我々が繋げた統合ネットワークとハイブリッドマルチクラウドサービスを利用し、協業によって様々な企業がデジタルトランスフォーメーションを促進するためのサポートを計画しています。
我々が共有する顧客は、相互接続されたデータセンターとビジネスのエコシステムのグローバルプラットフォームに加えて、テクノロジーと通信サービスにおいてBellが有する専門知識を存分に利用することができます。
両社の統合は強力な効果を創出します。この統合によって、様々な企業が迅速に自社のインフラを町、地域、そして世界全域で拡張し、相互接続できるようになります。また、企業がレイテンシの影響を受けやすいワークロード(例、ゲーム、デジタルコマース、金融取引)を、並外れたユーザーエクスペリエンスを実現するために現地の市場に近接するデジタルエッジに配置することも可能になります。
今回のパートナーシップにより、Bell社はカナダにおける最初で唯一のエクイニクスのプラチナパートナー企業になります。
エクイニクスは、(皆さんも周知されている)世界最大のハイパースケーラーやテクノロジーパートナー、グローバルネットワークサービスプロバイダ (NSP)などを含む、グローバルクラウドサービスプロバイダ (CSP) で構成される充実したエコシステムも有しています。さらに、Bell社の買収によって、今後エクイニクスのパートナーがPlatform Equinix上で、カナダ市場へサービスを展開できるようになります。
エクイニクスは、成熟したデジタルとビジネスのエコシステムを誇りに思います。そしてこれらが生み出す力は、主要リセラー、システムインテグレーター、サービスプロバイダを惹きつけています。
では、次に何をすればよいのでしょうか?
特筆すべきはここからです。
Platform Equinix上で接続を構築することで、600社以上のBell社のカナダの顧客は、エクイニクスが世界中で相互接続するEquinix Cloud Exchange Fabric™(ECX Fabric™)で各企業が必要とするあらゆる場所でビジネスを展開できるようになります。
ECX Fabricをご存知でない方に説明しますが、ソフトウェア定義のインターコネクション(相互接続)サービスとは、あらゆる企業がPlatform Equinix上に分散した自社のインフラと別企業の分散したインフラ(世界最大のネットワークサービスとクラウドプロバイダを含む)の間を安全かつダイナミックな直接接続を可能にしてくれる技術です。さらに、これらの顧客は、ネットワークエッジを活用したネットワーク機能の仮想化(NFV)やオンデマンドのべアメタル機能など、カスタマー顧客の事業拡大をサポートするためのエッジサービスを直ぐに利用することもできます。
エクイニクスは、カナダを拠点とする既存顧客との関係性を深め、新規企業のデジタル化に向けて国内での自らの位置付けをサポートすることを楽しみにしています。これらのビジネスにひとつでも当てはまる場合は、是非ご連絡をお願いします。
また、「IDC MarketScapeレポート: 世界のコロケーションおよびインターコネクション(相互接続)サービス2019 – 2020ベンダー評価」もどうぞご覧下さい。
[1] 注意:エクイニクスでは、1棟のビル(時間をかけて、複数段階的に拡張したビルを含む)を「1データセンター」とカウントしています。Bell社は、一棟のビル内での各拡張部分を個別のデータセンターとしてカウントしています。
[2] World Economic Forum: https://www.weforum.org/agenda/2020/02/india-gdp-economy-growth-uk-france/
エクイニクスが、豊富なデジタルとビジネスのエコシステム、並びに主要リセラー、システムインテグレーター、サービスプロバイダを惹きつける力を誇りに思います。Jon Lin, President, Americas, Equinix