エクイニクスとGoogleは長年のパートナーであり、Google Anthos & Equinix Cloud Exchange Fabric™(ECX Fabric™)などのソリューションを使って、お客様のアプリケーションのクラウド移行を容易にするために協力してきました。現在エクイニクスの一員となったPacketは自動化されたベアメタルを提供し、お客様のハイブリッドマルチクラウド戦略の加速を強力かつ効率的に進める方法を提供します。
我々はGoogle Anthosチームとの長期に渡るパートナーシップを享受し、2019年にGoogle NEXTでAnthosのパートナーのプレゼンテーションでベアメタルを基板として提供しています。そしてそれ以降、私たちはGoogleとパートナーエコシステムと密接に協力して、1時間以内で展開できるAnthosのシームレスなエクスペリエンスを提供してきました。数百もの膨大な数のデプロイ経験を活かして、Packetの自動化された「サービスとしてのベアメタル」上でAnthos GKEの可用性を拡大しています。
Anthos Google Kubernetes Engine(GKE)とは、Googleのパブリッククラウドサービス内で動作するDockerコンテナとコンテナクラスタの管理、オーケストレーションシステムのことです。Anthosは、規模や地理的な場所を問わず、お客様が選択したインフラ上で最新のアプリケーションを開発および実行するためのプラットフォームを提供します。Packetのベアメタル上のAnthos GKEのオンプレミス用インストーラによって、Anthosのお客様、認定パートナー、およびGoogleのステークホルダーは、オンプレミスアプリケーションのGoogle Cloudや他のクラウドプラットフォームへの迅速な移行が可能になりました。
Anthosを始めましょう。
ハイブリッドマルチクラウドの世界は、Googleが提供するオープンソーステクノロジーをベースに構築されており、Anthosはオンプレミスからクラウドまで、一貫したエクスペリエンスを提供します。
今すぐ開始しましょうハイブリッド環境におけるコンテナのオーケストレーションと管理の自動化
多くのお客様が、エクイニクスのインターコネクション(相互接続)が充実したIBXなどの特定のロケーションやGoogle Cloudがない地域でITインフラを展開する必要があります。そして「Anthos on Packet」を利用することによって、企業やサービスプロバイダは、必要に応じた形でGoogle Cloud、その他のクラウド、オンプレミス(オンプレ)環境間のワークロードの管理、保護、移行が可能になります。Platform Equinix上でPacket ベアメタルとGoogle Cloudサービス間のシームレスな統合によって、Kubernetesクラスタのエンタープライズグレードのコンテナオーケストレーションと管理サービスが場所を問わず提供されています。
Equinix Cloud Exchange Fabric™(ECX Fabric™)のソフトウエア定義のインターコネクション(相互接続)を介してGoogle CloudやPlatform Equinix上のその他クラウドプロバイダとのプライベート接続を活用することで、迅速にハイブリッドマルチクラウドのアプリケーションを導入できます。あるいは、エクイニクスのNetwork Edgeのサービスを介して仮想ネットワーク機器を活用することで、ハードウェアを追加することなく数分でクラウドに接続することもできます。そして、エッジで処理されるワークロードが増加した際は、Anthos GKEとPacketのベアメタル、Google Cloudサービスを活用することで、エッジコンピューティング戦略とデータ処理の展開が可能になります。
Platform Equinix上のPacketをAnthosで展開するメリットには、以下が挙げられます。
- グローバルアクセス:エクイニクスの一員であるPacketは、主要クラウドおよびネットワークプロバイダが密集するエコシステムの本拠地であるグローバル規模でのアクセスを企業に提供。
- 専用の環境:自動化されたPacketベアメタルを使用して、強力なシングルテナントのエンタープライズコンピューティングおよびストレージ環境をAPIのシングルコールで複製可能。
- 迅速な展開:PacketのベアメタルとTerraformスクリプトを使用して、コマンド1つでPacket上にAnthosを数日ではなく約1時間で展開(開発にかかる時間を短縮)。
- 低遅延の接続:アムステルダム、シリコンバレー、ワシントンDC、またはニューヨークシティなどクラウドサービスと同じ都市圏のエクイニクスのデータセンター内でAnthos GKEを展開する場合、ゼロレイテンシによりクラウドへの高速化が実現。
- 場所を問わずアプリケーションを最新化:Googleが管理するKubernetesサービスを使って、企業はオンプレミス、または、クラウド内で自社のアプリケーションを最新化。
- 将来を見据えた投資:Packetのベアメタルプラットフォームはオンプレミスおよびクラウド環境全体で一貫したユーザーインターフェイスの表示とコントロールが可能で、比類のないグローバルなフットプリントで動作するように設計。
このソリューションで、企業は既存のAnthos GKEライセンスを持ち込んで、オンプレミスでもエクイニクスのデータセンターでも、好きな場所で自動化された方法で実行することができます。そして、セキュアかつ拡張可能で理想的に管理されたハイブリッドマルチクラウドのアプリケーションのエクスペリエンスをどこでも実現します。
詳細情報については、Anthos on Packetをご覧ください。