サービスとしてのSD-WANでビジネスを簡単に拡張

よりシンプルで迅速に、かつコストを抑えてビジネスを拡大する方法

Tom Yin
サービスとしてのSD-WANでビジネスを簡単に拡張

SD-WANは、デジタルトランスフォーメーションに不可欠な要素です。ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)と仮想ネットワーク機能(VNF)の概念に基づいて、広域ネットワーク(WAN)を構築し管理することで、企業はハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャを安全に接続し、インフラストラクチャのクラウドへの移行を成功させることができます。しかも、SD-WANは、クラウドへの移行を容易にするだけでなく、より迅速かつ低コストで事業拡大を実現してくれます。

Network Edge - 最新のネットワーク仮想化

エクイニクス®は動的なネットワーク自動化ツールを構築し、デジタルエッジで仮想ネットワークサービスを展開できるようにしました。Network Edgeは、ネットワークサービスの即時展開とインターコネクション(相互接続)用に最適化されたモジュラー型インフラストラクチャプラットフォーム上で実行される仮想ネットワークサービスを提供します。

今すぐダウンロードする
network-edge

ハードウェアを凌駕するSD-WAN

SD-WANには、ネットワーク制御が向上するなど、ハードウェアベースのWANを凌駕する明確なメリットがあります。SD-WANを使用すると、アプリケーションレベルでネットワークポリシーとルートを設定し、ネットワークトラフィックフロー(ハイブリッド環境とマルチクラウド環境を含む)をカスタマイズして最適化することによって、パフォーマンスと拡張性を向上させるとともにコスト削減も実現し、事業目標を達成します。さらに、ネットワークサービスのプロビジョニングや設定時間を数か月から数分に短縮し、クラウドやワークロード、その他のSD-WANを簡単に相互接続することも可能になります。

増大するビジネスの負担を軽減

仮想化ネットワークは、急速に拡大している組織や分散型テレワークモデルへのシフトを進めている企業や組織の増大する負担を軽減するのにも役立ちます。ITの観点から見た場合、新しいビジネスパートナー、ブランチオフィス、リモートサイトの社員、買収先企業などを導入して統合する作業には、多大な費用と時間がかかります。たとえば、世界的なパンデミックの中、ハードウェアの出荷が困難になり、以前よりも時間がかかるようになった結果、ユーザーを接続するためのインフラストラクチャを構築することがさらに難しくなりました。ところが、SD-WANテクノロジーを使用すると、ハードウェアの追加のための搬出や搬入を伴わずに必要な場所にネットワークを展開できます。

仮想ネットワークサービスを共有することで関係者全員のコスト削減を実現

パブリックインターネットを経由するのではなく、プライベート接続を介してSaaSやクラウドサービスを利用することを希望する企業は、アプリケーションやクラウドサービスに直接かつ安全にアクセスするために、サービスプロバイダの施設にプライベートなハードウェアネットワークアプライアンスを物理的に配置する必要がありました。
しかし、今日のデジタルの世界では、SaaSプロバイダとクラウドプロバイダ毎の専用ネットワーク接続に対する費用や管理に加え、高価なネットワーク専用ハードウェアに投資したいと考える企業はほとんどありません。これは、クラウドとSaaSの特徴である「As a service(サービスとしての)」や従量課金制のモデルとは異なるためです。

Network Edgeにより、企業とそのパートナーやお客様は、エクイニクスのグローバルプラットフォーム上で主要なVNFプロバイダのSD-WANデバイスインスタンスを共有し、利用したネットワーク帯域幅に対してのみ料金を支払うことができます。(これまでは、ネットワーク所有者がNetwork Edge SD-WANエッジインスタンスを所有し、その料金を支払っていました。)もう1つのオプションは、ビジネスパートナーがNetwork Edgeインスタンスを所有し、SD-WANネットワークの所有者がNetwork Edgeインスタンスのアクセスを設定できるようにすることです。このケースでは、ビジネスパートナーは、SD-WANエッジインスタンスの料金を支払います。一方、SD-WANネットワーク所有者はNetwork Edge インスタンスのコストを別途支払わらずに、ネットワーク制御を維持できます。このようなネットワークの共有によって、専用のハードウェアネットワーク機器の導入での多額の費用が発生することがなくなり、単一のVNFデバイスまたは相互接続された複数のVNFデバイス内の仮想SD-WAN接続を優れた費用対効果で集約することができます。

Equinix Fabricソフトウェア相互接続とNetwork Edgeの組み合わせによって、お客様は、単一の物理ポートを活用した高速かつ低レイテンシの仮想接続を経由して、複数のクラウドプロバイダやSaaSプロバイダとプライベート接続を構築できます。Equinix Fabricの動的接続プロビジョニングにより、クラウドにアクセスできるまでの時間が数か月から数分の単位で短縮できるようになります。さらに、このNetwork EdgeとEquinix Fabricの組み合わせによって、企業が自社のデジタルインフラストラクチャを成功させる上で欠かすことのできない、優れた拡張性と費用対効果を有するハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャの構築のための基礎的な構成要素を実現できます。また、Equinix Fabric™を介してSD-WANを相互接続することにより、数千のネットワークプロバイダ、クラウドおよびITプロバイダ、グローバルのエンタープライズ企業で構成されるエクイニクスエコシステムへの安全なアクセスが可能になります。

この図は、企業とデータベースパートナーがNetwork Edge上でSD-WANゲートウェイデバイスを共有する仕組みを示しています。Equinix Fabricは、データ分析を活用するためのGoogle Cloudへの接続を提供し、Microsoft Azureは、データベースへのアプリケーションアクセスを提供します。

複数ベンダのデバイスでVNFインフラストラクチャを拡張

仮想アプライアンスやネットワーク機能仮想化(NFV)インフラストラクチャのベンダを1社に絞る必要はありません。Network Edgeでは、SD-WAN、仮想ルーター、ファイアウォール、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)、VPNの主要ベンダが提供している一連のVNF機能を利用することができます。ベンダニュートラルなエクイニクスのプラットフォームでは、複数ベンダのVNF機能とデバイスを組み合わせて、VNFデバイスをクラスタリングすることで、パフォーマンス、回復性、セキュリティを強化できます。

Network Edgeにより、企業とそのパートナーおよびお客様は、エクイニクスのグローバルプラットフォーム全体で主要なVNFプロバイダからのSD-WANデバイスインスタンスを共有し、利用したネットワーク帯域幅に対してのみ料金を支払うことができます。

お客様は、Ciscoをはじめとしたさまざまな候補からプロバイダを選択できます。エクイニクスとシスコは長年の連携に基づき、次のようなさまざまな相互接続ソリューションを提供しています。

  • クラウドに最適化されたWAN:Ciscoのクラウドサービスルータ(CSR)1000VシリーズをNetwork Edgeで使用
  • ソフトウェア定義クラウド相互接続(SDCI):Network EdgeでのCiscoの高性能グローバルSD-WANプラットフォームのインスタンスを自動化し、クラウド、ネットワーク、インターネットサービスの各プロバイダを直接かつ安全に相互接続
  • Network EdgeでのCisco Webex® Edge Connect:Webexユーザーはどこからでも確実かつ安全に会議にアクセスし、最適なUCC体験を提供

また、2021年8月には、お客様は、CiscoのvManageダッシュボードを使用して、既存のCisco SD-WANネットワーク上の他のあらゆるノードとともに、Cisco SDCIゲートウェイ機能とルーティング機能をNetwork Edge経由でPlatform Equinixでシームレスに展開し、管理できるようになります。お客様の自社のネットワーク全体で一貫したポリシーを確立して一元管理し、リアルタイムのWANネットワーク分析を活用することで、Cisco vManageコンソールのみを使用してアプリケーションルーティングを最適化することができます。

Ciscoのお客様は、CiscoのSDCIゲートウェイを使用しCisco SD-WAN Cloud OnRamp for Co-Locationの展開を即座にスケールアップできます。ブラウンフィールド(既存端末)に対してはネットワーク容量を追加したり、グリーンフィールド(未設定端末)の展開にはスケールアウトできるようになります。

SASEによるセキュアなSD-WANゲートウェイの提供

Versa Networksは、Network EdgeとEquinix Fabricを活用して、セキュアアクセスサービスエッジとSD-WANゲートウェイであるVersa SASEを提供しています。このSASEソリューションは、既存のITインフラストラクチャと連携して、クライアントのVPNまたは企業のブランチオフィスに「Security-as-a-Service(サービスとしてのセキュリティ)」を提供します。これにより、安全なインターネットビジネスアプリケーションやWebブラウジングへのアクセスが保証されるとともに、クラウドとブランチオフィスやエンドユーザーデバイスとの間の「ゼロトラスト」のSASEソリューションが実現します。

Network Edgeがグローバルリーチとスケールを拡大

サポートされているVNFベンダには、Aruba/Silver Peak、Juniper、Fortinet、Palo Alto/CloudGenix、VMware SD-WAN by VeloCloudなどがあり、Platform Equinix上で利用できます。世界中に15のNetwork Edge拠点が展開されているため、希望する接続先に最も近いNetwork Edgeサービスを選択して組み合わせることができ、レイテンシの短縮とアプリケーションのパフォーマンス向上につながります。

エクイニクスのベンダニュートラルなプラットフォームでは、複数ベンダのVNF機能とデバイスを組み合わせて、VNFデバイスをクラスタリングすることで、パフォーマンス、回復性、セキュリティを強化できます。

すでに稼働しているNetwork Edge拠点

米州地域:アシュバーン、シリコンバレー、シカゴ、ダラス、シアトル、トロント、サンパウロ

欧州・中東地域:アムステルダム、ロンドン、フランクフルト、マドリード

アジア太平洋地域:シンガポール、シドニー、東京、香港

今後追加予定のNetwork Edge拠点

ヘルシンキ、ロサンゼルス、モントリオール、マイアミ、パリ、ダブリン、メルボルン、ニューヨーク

ご興味がある場合は、デモをご覧になるか、無料トライアルでNetwork Edgeをお試しください。

15

世界中に15のNetwork Edge拠点が展開されているため、接続先に最も近いNetwork Edgeサービスを選択して組み合わせることができ、レイテンシの短縮とアプリケーションのパフォーマンス向上につながります。

Tom Yin
Tom Yin Former Business Development Director
Subscribe to the Equinix Blog