テクノロジーがビジネス戦略の主軸であり続ける中、エンタープライズデータセンターは、ハイブリッドクラウドとマルチクラウドの効果的な運用モデルを実装し、パブリッククラウドサービスに統合する上で欠かせない存在として急速に台頭しています。NetAppとエクイニクスは数年前、この移行に対処する最初のエンタープライズハイブリッドクラウドソリューションの1つを開発しました。このソリューションは、Platform Equinix®上のNetApp Private Storage(NPS)とのデータ共有を特徴としています。このコラボレーションによってお客様は、パブリッククラウドの「内部」ではなく「隣接」したNetAppのプライベートストレージプラットフォームにデータを安全に保持できるようになりました。
今日、企業がそのクラウドジャーニーを継続する中、エクイニクスは、ハイブリッドクラウドとマルチクラウドアーキテクチャを視野に入れた新しいデータ消費モデルを介して、NetAppとのコラボレーションを拡大しています。NetAppは最近、Storage-as-a-Service(STaaS)ソリューションの次なるイノベーションとして、NetApp Keystone Flex Subscriptionを導入しているお客様向けオプションに、Equinix International Business ExchangeTM(IBX®)データセンターとEquinix FabricTMを提供することを発表しました。
Equinix Fabric™によるクラウドインフラストラクチャの最適化
Equinix Fabric™は、Platform Equinix®上の分散インフラストラクチャとデジタルエコシステムを直接、安全かつ動的に接続します。これにより、都市圏内または世界各地にある2つのEquinix Fabric™拠点間で、データセンター間のネットワーク接続をソフトウェア定義インターコネクション(相互接続)によりオンデマンドで確立できます。
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この新たな共同ソリューションによって、企業や組織は最も必要とされる場所で、ハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャ全体にFlex Subscriptionを迅速かつ簡単に導入して拡張できます。NetAppは、世界中のEquinix IBXデータセンターで、サブスクリプションベースの従量課金制(pay-as-you-grow)データストレージサービスを提供します。これにより、NetAppとエクイニクスのお客様は、Platform Equinix上の2,950社を超えるクラウドプロバイダとITプロバイダからなるアクティブなエコシステムに隣接したデータを配置でき、単一の管理コンソールと課金モデルによって、これらのサービスの導入、利用、サポートを簡素化できます。また、両社共通のお客様は、変化するITおよびストレージ要件に対応し、コスト管理を改善して、より一貫した方法でデータを管理および保護することができます。
NetApp Keystone Flex Subscriptionが世界中のEquinix IBXデータセンターで利用可能に
エクイニクスがNetApp Keystoneの柔軟性を強化
NetAppは、NetApp Keystone Flex SubscriptionをPlatform Equinixと統合し、クラウドに緊密に対応したデジタルインフラストラクチャへの移行や、ハイブリッドマルチクラウド機能のITアーキテクチャへの統合といった課題に対処できるようにしました。Flex Subscriptionは、データニーズの変化に応じて、ストレージの管理および消費の複雑さを大幅に軽減します。
Flex Subscriptionを活用できる一般的なユースケースには、以下のようなものがあります。
- ハイブリッドマルチクラウドアクセス—すべてのパブリッククラウドに隣接したデータを一元的に配置することで、クラウドのロックインを回避し、コンピューティング、データベース、分析などのサービスを最大限に活用できます。
- データコンプライアンス—パブリッククラウドをITプラットフォームの設計に組み込む際に、データプライバシー要件とデータ主権関連の法律を遵守できます。
- 災害復旧—Platform Equinixの比類のないグローバルリーチと複数のクラウドを活用して、災害復旧をより柔軟なものにできます。
- データ分析—パブリッククラウドのコンピューティングオプションと進化するサービスによって高性能データ分析が可能となります。
- 開発テスト—開発者が必要とするパブリッククラウドへのセキュアなアクセスをオンデマンドで提供することにより、開発テストとイノベーションを加速します。
NetApp Keystone Flex Subscription
パフォーマンスの最適化、ストレージの拡張、データセキュリティの確保
Flex Subscriptionデータストレージサービスは、Equinix Fabricのオンデマンドなグローバル相互接続機能を活用しています。Flex Subscriptionとエクイニクスを組み合わせることで、Infrastructure-as-a-Serviceのベンダを一本化し、ストレージの使用量、スペース、電力、冷却、ネットワークについての請求書を1つにまとめることができます。つまり、エクイニクスで展開されるFlex Subscriptionによって次のことが可能になります。
- 柔軟な消費モデルに加入し、ストレージの利用量に基づいて、ストレージ、スペース、ネットワーク、その他の運用費用のみを支払うことができます。
- 必要なストレージの使用量を管理すると共に、ビジネスの拡大に伴って容量を増やすことができます。
- 自動化された相互接続型のセキュアなBare-Metal-as-a-ServiceであるEquinix Metal™などの新しいサービスを導入することで、柔軟性と俊敏性を獲得できます。
- 運用コスト(OPEX)モデルに転換し、データセンターの日々の管理に費やすコストを削減して、戦略的なビジネス開発イニシアティブにより多くのエネルギーを投入することができます。
NetAppとエクイニクスによる業界イノベーションを活用
エクイニクス上で展開するNetApp Keystone Flex Subscriptionは、データセンターをコンピューティング、データベース、分析の柔軟なサービスにまで拡張することで、主要業界における最先端のイノベーションをサポートします。以下にその例を示します。
- 金融サービス—従来の銀行や決済機関は、独自のデジタルトランスフォーメーションを遂げていますが、このジャーニーの一環として、規制要件、データプライバシー、セキュリティ、データ出力コストなどの課題に直面しています。データをクラウドの「内部」ではなく「隣接」して配置することで、これらの課題の多くを軽減できます。
- 自動車—自動車の接続性が高まるにつれ、大量のデータを収集、保存、管理する必要性も高まります。車両データをネットワークエッジに配置することで、車車間通信システムや先進運転支援システムなど、高速でリアルタイムのデータ交換を必要とする新しいユースケースが可能になります。
- メディアとエンターテインメント—ビデオやアニメーションの制作サイクル全体を通じて、膨大なサイズのファイルが生成され、これらのファイルはスタジオ、編集者、レンダリングプロセス間を移動する必要があります。これらのアセットをプライベートクラウドリポジトリに保持すると、コラボレーションやワークフローの低速化とコストのかかる遅延を防げると同時に、デジタルツールやプロセスの適用がはるかに簡単になります。
エクイニクスとNetAppはNetApp Keystone Flex Subscriptionを介してクラウドに「隣接」するデータを配置する組織や企業が増え続けていることに大きな勢いを感じています。今後もハイブリッドクラウドおよびマルチクラウドアーキテクチャを簡素化し、最適化する新機能を市場に提供していく予定です。どうぞご期待ください。
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