エクイニクス®とIBMは、ハイブリッド環境での複数のクラウドソリューションの統合、デジタルトランスフォーメーションの課題解決、時間のかかる作業の自動化、コラボレーションの簡素化においてお客様とパートナーの支援に共同で取り組んでいます。両社は共同で、ハイブリッドITインフラストラクチャを直接かつ安全なインターコネクション(相互接続)を使用して、世界中のお客様がPlatform Equinix®上のデジタルインフラストラクチャからIBM Cloud®サービスに簡単にアクセスできるようにしています。
IBM Cloud Satelliteは、Equinix Fabric™を使用して64の都市圏にある230のエクイニクスデータセンターに展開して、企業や組織の物理インフラストラクチャまたはデジタルインフラストラクチャからIBM Cloudに接続できます。Equinix Fabricはソフトウェア定義の相互接続であり、IBM Cloud Direct Linkが存在しない都市圏でも、IBM Cloudに接続するように設計されています。また、IBMユーザーが統合されたハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャ内で他のクラウドプロバイダやSaaSプロバイダと接続することも可能になります。
エクイニクスとIBM:Equinix Metalによりエッジで容易にコンテナ型アプリケーションを開発し展開
IBM Cloud Satellite on Equinix Metal™により、企業のハイブリッドマルチクラウドを促進し、エッジで提供されるコンテナ型アプリケーションのパフォーマンスを向上させる仕組みについてご説明します。
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エクイニクスとIBMは、企業のハイブリッドクラウドへの取り組みを加速するための支援を行っています。Equinix Metal™は、IBMおよびRed Hatアプリケーションを実行するための認定を受けており、当初はIBM Cloud Satellite™を介して提供されるRed Hat OpenShiftに焦点を当てています。自動化された相互接続のBare Metal-as-a-Service(BMaaS)であるEquinix Metalは、世界中のEquinix International Business Exchange™(IBX®)データセンターで利用できます。
IBM Cloud Satelliteは、エッジ、オンプレミス、他のパブリッククラウドなど、データが存在するあらゆる環境にIBM Cloudサービスを安全に提供します。これにより企業や組織は、あらゆる環境で一貫性とセキュリティをもってクラウドサービスにアクセスし、データが存在する場所で出会うことができるように設計されています。
ハイブリッドマルチクラウドインフラストラクチャに対する共同の取り組みの原動力となっているのは、クラウドのみの導入環境からハイブリッドおよびマルチクラウド戦略へのシフトが進んでいることです。エクイニクス テクノロジートレンドに関するグローバル調査(2020~21年度)の報告によると、ハイブリッドクラウドの採用が12%、マルチクラウドモデルが11%それぞれ増加しているのに対し、パブリッククラウドのみとプライベートクラウドのみの採用はそれと同様の割合で減少しています。企業の46%がハイブリッドクラウドモデルを使用し、28%がマルチクラウドモデルを使用しています。
出典:エクイニクス テクノロジートレンドに関するグローバル調査(2020~21年度)
IBM Cloud Satellite on Equinix Metal、ワークロード展開オプションを拡張
IBM Cloud Satellite on Equinix Metalは、グローバルに分散された、エクイニクスの都市圏ベース(コアとエッジを含む)のオンデマンドBMaaSで、既存のIBMデリバリオプションを拡張できます。Kubernetesワークロードを展開して実行する際には、Equinix Fabric、Equinix Metal、Network Edgeの仮想ネットワークサービスの組み合わせをPlatform Equinix上で利用することで、相互接続された業界最大のデジタルおよびビジネスエコシステムにアクセスし、数千ものお客様、パートナー、ネットワークおよびクラウドサービスプロバイダを選択し、グローバル規模で相互接続されたデジタルインフラストラクチャを構築できます。
IBM Cloud Satelliteを介して提供されるIBMおよびRed HatアプリケーションをEquinix Metalで実行することで、Red Hat OpenShiftでコンテナをオーケストレーションするためのグローバルなマネージドソリューションを構築できます。Red Hat OpenShiftはインフラストラクチャに依存しないため、オンプレミス環境またはクラウド環境の任意の組み合わせでコンテナを管理できます。IBM Cloud Satelliteは、ほぼすべてのx86インフラストラクチャ上でマネージドサービスとしてRed Hat OpenShiftを提供でき、セキュリティとライフサイクル管理のニーズに対応します。Equinix Fabricを使用して複数のクラウドプラットフォームをプライベート接続することで、単一のLANのような環境を構築し、Platform EquinixやIBM Cloudなど他のクラウドプラットフォーム間のシームレスな自動配信を行い、IBM Cloud Satelliteを使用してワークロードを実行できるようになります。
都市圏ベースのこの展開手法は、ハイブリッドマルチクラウド環境向けに設計されており、Equinix FabricおよびNetwork Edgeと組み合わせることで、アプリケーションとデータの管理、分散アーキテクチャ、リアルタイムパフォーマンスなどのユースケースにグローバル規模で対応できます。
プログラム型デジタルインフラストラクチャによるマルチクラウドコンテナ管理の簡素化
リアルタイムの応答と正確さが求められる中、アプリケーションをユーザーの近くに移動し、データ収集モデルと機械学習モデルをネットワークエッジの近くに配置することで、低レイテンシの応答メリットを活用する傾向が強まっています。データ収集と機械学習を都市圏内のコアまたはクラウドからエッジに拡張することは重要ですが、そうすることがすべてのロケーションにとって最適であるとは限りません。たとえば、小売店が100店舗ある地域の場合は、都市圏のエッジにある一つのKubernetesクラスタをEquinix Metalで実行し、データの推論を地域ベースで行うことで、運用効率と商業効率の両方を向上させることができます。
効果的なユーザーエクスペリエンスを実現するには、Infrastructure as Code(コードとしてのインフラストラクチャ、IaC)を使用し、このタイプのコンピューティングをプログラムによって展開することで、各リソースにアクセスする必要があります。このために利用できるのがTerraformプロバイダです。Terraformで目的の最終状態が定義されると、プロバイダは、ワークロードのタイプに基づいて展開するためのコードを複数のインフラストラクチャに提供します。IBM Cloud Satellite on Equinix Metalによるプログラム型デジタルインフラストラクチャは、オンプレミスレベルのパフォーマンス水準と低レイテンシを実現するように設計されており、Equinix Fabricを通じて複数のクラウド上での複雑なコンテナ管理を簡素化できます。
企業の以下のニーズに対応できます。
- リアルタイムのストリーミング分析
- 分散型コンテナ管理とオーケストレーション
- プロセス自動化
- 都市圏をターゲットにしたストレージの統合とガバナンス
- ビジュアル分析
- 規制遵守
エクイニクスは、ハイブリッドクラウド環境を促進するIBMのパートナーエコシステムの一員として、業界をリードするエンタープライズKubernetesプラットフォームのRed Hat OpenShiftを使用し、ベアメタルからマルチクラウドまでのあらゆるワークロードを管理および最新化できるよう支援しています。IBM Cloud Satelliteにより、IBM Cloudのセキュリティを活用しながら、データの置かれている環境にアプリケーションを柔軟に展開できるように設計されています。エクイニクスは、IBM Cloud SatelliteでホスティングされたRed Hat OpenShiftとともにIBM Edge Application Managerを活用することで、コンテナ化されたワークロードの展開とハイブリッドマルチクラウド範囲の拡大を可能にします。
高パフォーマンスのハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャに必要なオンデマンドのエッジインフラストラクチャとプライベートクラウドの相互接続の両方を可能にするのは、エクイニクス独自の強みです。エクイニクスとIBMの連携によって、Platform Equinixを使用してクラウドネイティブアプリケーションをRed Hat OpenShiftで実行するための、グローバルなマネージドプラットフォームをシームレスに提供できるようになります。
詳しくはEquinix/IBMソリューションブリーフをご覧ください。

