先進企業や組織であるデジタルリーダーは、インフラストラクチャのコンポーネントをエクイニクスの拠点に配置して、物理環境と仮想環境を動的に組み合わせてインターコネクション(相互接続)することで、ユーザー、クラウド、ネットワーク、デジタルエコシステムを統合し、ITを再構築しています。この近接性により、IT環境全体のセキュリティ、パフォーマンス、管理が最適化されると同時に、必要に応じてビジネスを拡大および縮小するための選択肢と俊敏性がもたらされます。その結果、デジタルリーダーは、この動的な環境が交わる場所にデータをプライベートに配置し、ビジネス上の成果を向上させています。デジタルリーダーにとって、このクラウドとの隣接性は、IT戦略の重要な要素であり、競争上の差別化要因になりつつあります。IDCは次のように述べています。
「データとエコシステムの価値を最大限に引き出しているデジタルリーダーは、デジタルデータが爆発的に増加する時代に繁栄する機会を生み出します。Global DataSphere(世界全体で生成、取得、複製されるデータ量を総量化したもの)は2015年から2025年までの間に58%のCAGRで成長し、2025年までに作成および複製されるデータの量は180ZBに達する見込みです。データの価値を引き出し、それをビジネス成果の向上につなげられるかどうかが、競争上の差別化要因となります。[1]」
Dellは、企業や組織のデジタル変革を支援する一環として、全世界のエクイニクス拠点の一部にDellマネージドコロケーション追加オプションとしてAPEX Data Storage Servicesを提供することを最近発表しました。
エッジを有効にしてコアに接続し、クラウドにアクセス
エクイニクスとDell Technologiesは、ユーザー、クラウド、ネットワーク、デジタルエコシステムが物理的に集まる場所で、プライベートITインフラストラクチャを柔軟に導入できるクラウド隣接ソリューションを提供しています。
詳細はこちらDellのStorage-as-a-ServiceであるAPEX Data Storage Servicesは、シンプルに最適化し俊敏性の向上、データ管理の維持を可能にする、スケーラブルで弾力性のあるストレージリソースのポートフォリオです。ブロックおよびファイルストレージは、シンプルな価格設定で、ワークロード要件に応じた3つのパフォーマンス階層で利用できます。1年または3年のサブスクリプション期間を選択でき、基本容量のコミットメントは最小構成の場合で50テラバイトからとなっています。
Dellによって管理されるエクイニクスコロケーション環境を展開オプションとして追加すると、パブリッククラウドの俊敏性を活用し、データの管理を維持できると同時に、as-a-Serviceタイプのエクスペリエンスが単一の契約と単一の請求書にまとめられるため、データセンター管理の負担が軽減して運用が簡素化します。APEX Consoleは、注文に加え、運用の管理や監視などのすべての操作を完全にサポートしています。お客様は、APEXサービスの新しいサブスクリプションを契約し、展開先であるエクイニクスサイトを指定することで、エクイニクスのデータセンターサービスのメリットを享受できます。
適切な場所にデータをくまなく配置してデジタル優位性を確立
グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業(the world’s digital infrastructure company™)であるエクイニクスは、企業や組織がデジタルファースト戦略を推進し、デジタルトランスフォーメーションを実現するために必要な信頼できるグローバルプラットフォームを提供しています。Platform Equinix@では、1,800を超えるネットワークと3,000を超えるクラウドおよびITサービスプロバイダを含む、世界中のあらゆる業界内のデジタルエコシステムが相互接続されています。これらのデジタルエコシステムが集まる場所にデータを配置し、Equinix Fabric™に接続すると、オンデマンドの「LANタイプ」のアクセスが可能になり、具体的なビジネス成果を生み出して、競争上の差別化を図るための選択肢と俊敏性がもたらされます。
DellによるAPEX as-a-Serviceポートフォリオの拡充
DellはIT-as-a-Serviceに関する専門知識を活用し、物理ITインフラストラクチャの購入、管理、保守、点検・修理の時間と複雑さを軽減するAPEXポートフォリオを拡大し続けています。広範なAPEXポートフォリオには、APEX Data Storage Servicesに加えて、APEX Cloud Services(APEX Cloud Services with VMware Cloud、APEX Private Cloud、APEX Hybrid Cloudを含む)やAPEX Custom Solutionsも含まれます。
- APEX Cloud Servicesは、ハイブリッドまたはプライベートクラウドリソースで従来のアプリケーションとクラウドネイティブアプリケーションの両方をサポートする、コンピューティング、ストレージ、およびネットワーキングの統合型リソースを提供します。自動化されたライフサイクル管理が運用を簡素化および合理化する一方で、APEX Private CloudとAPEX Hybrid Cloudがシンプルさ、俊敏性、管理性を実現します。
- APEX Cloud Services with VMware Cloudにより、ワークロードを展開するのに最適な場所を柔軟に決定し、簡素化されたマルチクラウドエクスペリエンスにシームレスに移行できます。
- APEX Custom Solutionsは、as-a-Serviceタイプの幅広いインフラストラクチャポートフォリオを提供します。APEX Flex on Demandでは、必要な製品とサービスだけを選択して、後から容量を追加することができ、使用した分だけの料金を支払うことができます。APEX Data Center Utilityは、カスタムメータリングとマネージドサービスによって、さらに高いレベルの柔軟性を提供します。
これらのAPEXサービスを組み合わせたポートフォリオにより、お客様にビジネス成果をもたらすInfrastructure-as-a-Serviceが実現します。Dellのお客様にとっては、エクイニクス拠点でAPEX Data Storage Servicesを利用することで、データの管理を維持したままインフラストラクチャを展開する選択肢が増えます。エクイニクスはDellと緊密に連携し、さらに多くのエクイニクスIBXデータセンターでDellマネージドコロケーション環境のAPEXポートフォリオサービスを提供できるよう、その範囲を拡大しています。
エクイニクスとDell Technologiesがビジネス成果を促進するInfrastructure-as-a-Serviceをどのように提供しているかについての詳細をご確認ください。
Dell Technologiesのプレスリリースとブログをご確認ください。
[1]エクイニクスの協賛によるIDCホワイトペーパー、『DX成功への見取り図:鍵はハイブリッドインフラストラクチャおよび接続されたエコシステム』(文書番号US47633921、IDC、2021年4月)。
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